【防災士が解説】“地震直後の10分”で家庭がやるべき在宅避難のための3ステップ行動マニュアル


◆はじめに

大地震のあとは必ずしも避難所へ行く必要はありません。
むしろ、建物に危険がなく生活機能が残っているなら
在宅避難(家にとどまる) が最も安全で快適です。

元消防職員・防災士として、
「揺れ直後の10分」でやるべき在宅避難の準備を
3ステップでまとめました。


① 【1〜3分】家屋の安全確認と出口確保

在宅避難ができるかどうかの最初の判断ポイントです。

チェックすべき場所

  • 壁・天井の亀裂
  • ドアのゆがみ
  • 家具の転倒状況
  • ガラス・破片の散乱
  • ガス臭の有無

やるべき行動

  • ドア・窓を開け、避難路を確保
  • ガス・熱源をOFF(可能な範囲で)

※少しでも不安があれば避難が優先。


② 【3〜7分】生活スペースの確保と危険排除

家が安全でも、室内の危険を取り除かなければ在宅避難は続けられません。

やるべきこと

  • 割れたガラスを掃除 or 覆う
  • 倒れた家具を動かして通路確保
  • 子どもや高齢者が通る場所を最優先で整える
  • 足元に布団やマットを敷いて安全確保

ポイント
危険を「完璧に」除去する必要はありません。
最低限、歩ける導線 を作るだけで十分です。


③ 【7〜10分】水・トイレ・照明の確保

在宅避難で最も重要なのが 水・トイレ・照明 の3つ。

● 水

  • 蛇口が出るうちに、浴槽・バケツ・ペットボトルへ確保
  • 断水の可能性を考えて早めに行うこと

● トイレ

  • 水が流れるかチェック
  • 流れない場合は「非常用トイレ」を準備
  • ゴミ袋+凝固剤でも代用可

● 照明

  • 停電に備え、ライト・スマホ・ランタンを1カ所に集める
  • 子どもや高齢者がすぐ取れる場所に置く

◆まとめ

地震後の10分間で在宅避難の準備がほぼ決まります。

3ステップを覚えておけばOK

  1. 家の安全確認&出口確保
  2. 室内の危険を排除し、導線を確保
  3. 水・トイレ・照明の3要素を確保

在宅避難は、避難所より快適で安全な場合も多く、
家族のストレス軽減にもつながります。

「家で乗り切る力」を、地震直後の10分で整えましょう。


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