【防災士が解説】梅雨前の傘・レイン用品で一発アウトは「壊れたまま使うこと」

梅雨前に見直したいものの一つが、傘やレイン用品です。

雨の日に使う道具は、ただ濡れないためだけではありません。視界を確保し、転倒を防ぎ、通勤・通学中の事故を減らすための防災用品でもあります。

■①傘は骨・持ち手・開閉を確認する

まず確認したいのは、傘が安全に使える状態かどうかです。

骨が曲がっている、開閉が固い、持ち手がぐらつく、布地が破れている傘は、強い雨風の中で使いにくくなります。

壊れかけの傘を「まだ使える」と放置しないことが大切です。

■②視界をふさがない傘を選ぶ

大きすぎる傘や前が見えにくい傘は、歩行中の危険につながります。

特に子どもや高齢者は、傘で視界が狭くなり、車や自転車に気づくのが遅れることがあります。

透明窓付きの傘や、明るい色のレイン用品も選択肢になります。

■③靴とレインコートも見直す

雨の日は、傘だけでなく足元も重要です。

滑りやすい靴、濡れると重くなる靴、かかとがすり減った靴は転倒リスクが高くなります。

両手を空けたい通勤・通学や子どもの送迎では、レインコートやレインポンチョも役立ちます。

■④被災地でも雨具の差が行動力に出た

被災地派遣やLO活動では、雨の中で避難所確認や関係機関との調整を行う場面がありました。

そのとき、濡れにくい服装、滑りにくい靴、両手が使える雨具は、行動のしやすさに直結します。

元消防職員・防災士として見ると、雨具は快適用品ではなく、雨の日に安全に動くための装備です。

■⑤家族分を一か所にまとめる

傘、レインコート、長靴、替えの靴下、タオルは、家族分を一か所にまとめておくと便利です。

雨が強くなってから探すと、外出前に慌てます。

玄関近くにまとめておくことで、通勤・通学・避難時の動きが早くなります。

■まとめ|梅雨前に雨具は「安全に使えるか」で見直す

結論:梅雨前の傘・レイン用品は、壊れていないか、視界をふさがないか、滑りにくい靴があるか、両手が使える雨具があるかを確認することが大切です。

雨具で一番危ないのは、「濡れなければいい」と考えて、視界不良や転倒リスクを見落とすことです。

出典:気象庁「自分で行う災害への備え」

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