災害大国・日本で、自宅の収納は本当に安全でしょうか?
今回は「防災・減災」の観点から、災害時に危険になる収納のNG例を3つ紹介します。
少し意識を変えるだけで、被害リスクを大きく減らせます。
■① 出しっぱなし・吊るす収納
便利だからと、キッチンやリビングで出しっぱなしや吊るす収納をしていませんか?
実際に震度5の揺れで、包丁や陶器の調味料入れが飛び散る事例が報告されています。
災害時には飛んできて大怪我につながる可能性があります。
防災ポイント
・日常的に使うものでも、使ったら元の収納場所に戻す
・吊るす収納は必要最小限に留める
・調理スペースや生活動線を確保することで、災害時にも安全に行動できる
■② 定位置がない・なんとなく収納
「なんとなくここに置いた」という収納は、災害時に必要な物をすぐ取り出せない原因になります。
モノが多すぎたり定位置が不明確だと、地震で全てがシャッフルされた際に、命に関わる必需品を探せなくなる恐れがあります。
防災ポイント
・不要なモノは整理して減らす
・重要な物には定位置を作る
・家族全員がどこにあるか分かるようにしておく
■③ 防災用品を奥や一カ所にまとめすぎる収納
防災リュックや備蓄品を奥に押し込んだり、一カ所にまとめすぎるのは非常に危険です。
災害時には扉が開かなくなったり、家具が倒れて取り出せないこともあります。
水害や火災の場合、一ヶ所集中ではリスクが増します。
防災ポイント
・避難経路上の取り出しやすい位置に防災用品を置く
・複数カ所に分散収納してリスクを分散
・定期的に中身をチェックして、期限切れや破損を防ぐ
■まとめ
災害時に収納が原因で命を危険にさらさないためには、
減らす・固定する・分散させるの3つが基本です。
・不要なものを手放す
・必要な家具は固定する
・防災用品は取り出しやすく分散配置
片付けや掃除をするタイミングで、防災の視点も意識すると、日常の安全性も高まります。
日常の整理収納が、いざという時の命を守る備えになるのです。

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