通園中の事故は、特別に危ない場所だけで起きるわけではありません。
毎日通っている道でも、車、自転車、見通しの悪い交差点、雨の日の視界不良など、小さな危険が重なることがあります。
■①通園中に多いのは「見えにくい場所」
子どもは背が低く、車や自転車の運転者から見えにくいことがあります。
特に、駐車場の出入口、狭い交差点、曲がり角、塀の陰、車の間から出る場所は注意が必要です。
親が一度、子どもの目線でルートを歩くことが大切です。
■②急がせる時間帯ほど危ない
朝の登園時間は、親も車も自転車も急いでいます。
「早く行こう」と子どもを急がせると、手を離す、飛び出す、足元を見ないなどの行動が増えます。
事故を防ぐには、通園時間に数分の余裕を持つことが現実的です。
■③雨の日は別ルートも考える
雨の日は、傘で視界が狭くなり、車の音も聞こえにくくなります。
水たまりを避けて急に横へ動くこともあります。
普段の最短ルートとは別に、雨の日でも歩きやすい安全ルートを決めておくと安心です。
■④被災地でも「いつもの道」が危険に変わった
被災地派遣やLO活動では、普段使っていた道が冠水、土砂、倒木、通行止めで急に使えなくなる場面を見てきました。
通園中の事故対策も同じで、いつもの道を過信せず、危険が出る場所を事前に知っておくことが重要です。
毎日の安全は、慣れではなく確認で守ります。
■⑤親子で止まる場所を決める
交差点、駐車場の出入口、横断歩道の前では、必ず止まる場所を決めます。
「ここでは止まる」「手をつなぐ」「左右を見る」を毎日同じ場所で繰り返します。
子どもにとっては、言葉より習慣の方が身につきやすいです。
■まとめ|通園中の事故は「慣れた道」で起きやすい
結論:通園中の事故を防ぐには、いつもの道を過信せず、見通しの悪い場所・駐車場出口・雨の日の危険・急ぐ時間帯を親が確認し、止まる場所を親子で決めることが大切です。
元消防職員・防災士として見ると、通園中の安全対策は特別なことではなく、「毎日同じ場所で止まる」「急がない」「危険な場所を知る」という小さな習慣の積み重ねです。
出典:警察庁「交通安全」

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