園バスの置き去り事故は、親にとって非常に怖い事故の一つです。
大切なのは、園を疑うことではなく、乗車・降車・園到着後の確認が仕組みになっているかを親も確認することです。
■①安全装置だけで安心しない
送迎用バスの安全装置は重要です。
しかし、装置があるだけで事故を防げるわけではありません。
職員が毎日使い方を理解し、車内確認、名簿確認、出欠確認と組み合わせて運用しているかが大切です。
■②見るべきは「最後に誰が確認するか」
園バスで一番大切なのは、最後に車内を確認する担当が明確かどうかです。
運転手、添乗職員、担任、園長など、誰がどの段階で確認するのかを聞いてください。
「みんなで気をつけています」ではなく、「誰が、いつ、どう確認するか」が決まっている園の方が安心です。
■③欠席連絡がないときの対応を聞く
置き去り防止では、登園しているはずの子どもがいない場合の確認も重要です。
欠席連絡がないのに園に来ていない場合、園から保護者へ連絡するのかを確認します。
家庭側も、欠席や遅刻の連絡を必ず行う習慣が必要です。
■④被災地でも「確認したつもり」が危険だった
被災地派遣やLO活動では、避難所の人数確認や安否確認で、「確認したつもり」が大きな混乱につながる場面がありました。
子どもの安全も同じで、記憶や思い込みではなく、名簿、声出し、目視、最終確認という複数の確認が必要です。
確認は気持ちではなく、仕組みで行うものです。
■⑤家庭でも子どもに教えられることがある
年齢に応じて、バスに一人で残ったらクラクションを鳴らす、前の席へ行く、大声を出すなどを伝えておく方法もあります。
ただし、子どもに責任を負わせるのではなく、あくまで最後の補助策です。
基本は、大人側の確認体制で防ぐべき事故です。
■まとめ|園バスの安全は「確認の仕組み」で見る
結論:園バス置き去り事故を防ぐには、安全装置だけで安心せず、乗車確認・降車確認・車内最終確認・出欠確認・保護者連絡の流れを親が確認することが大切です。
元消防職員・防災士として見ると、事故を防ぐ園は「気をつけます」と言う園ではなく、誰が、いつ、どこを、どう確認するかを仕組みにしている園です。

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