避難所は、普段とまったく違う環境です。
・睡眠不足
・ストレス
・気温の変化
・食事や水分が不規則
・硬い床での就寝
・人が多い空間
そのため、避難中に体調を崩す人は少なくありません。
特に高齢者、子ども、持病がある人は注意が必要です。
体調不良になったときの正しい行動をまとめます。
◆ ① 体調不良を「我慢しない」
避難所で体調が悪くなる人は多いですが、
「迷惑になる」「大したことない」と我慢してしまう人がいます。
しかし、避難所には
医療チーム・看護師・自治体職員がいる場合が多く、
遠慮せず伝えて良い場です。
放置すると症状が悪化し、命に関わることもあります。
◆ ② まず、誰かに伝える
・近くの人
・避難所の受付
・スタッフ
・ボランティア
・医療班がいれば直接相談
体調不良を“言葉で伝える”ことが一番大切です。
「気分が悪い」
「胸が苦しい」
「息がしづらい」
「めまいがする」
短くてもいいので、声をかけてください。
◆ ③ 別室や静かな場所に移動してもらえる場合がある
避難所には、
・静養室
・医療スペース
・高齢者用の部屋
・授乳・保護スペース
などが設けられることがあります。
体調不良を伝えれば、
混雑した場所から移動でき、
休息が取れることがあります。
◆ ④ 水分と塩分を補給する
避難所では、
知らないうちに脱水になることがあります。
・水
・スポーツドリンク
・経口補水液
「のどが渇く前」に飲むことが大切です。
特に高齢者・子どもは要注意。
脱水は命に関わります。
◆ ⑤ 持病がある人は薬を申告
・血圧
・糖尿病
・心臓
・ぜんそく
・てんかん
・うつ病や精神疾患
薬を飲めていない場合、
スタッフに伝えることで
医療支援や薬の確保につながることもあります。
◆ ⑥ 発熱・咳がある場合はすぐ報告
避難所は感染症が広がりやすい環境です。
・発熱
・咳
・喉の痛み
・悪寒
・下痢
これらがある場合は、
速やかに職員へ伝えてください。
専用スペースの案内や、
隔離対応が取られることがあります。
◆ ⑦ 子どもや高齢者の変化を見逃さない
・ぼーっとしている
・眠りすぎる
・息苦しそう
・顔色が悪い
・食欲がない
変化に早く気づいてあげることが命を守ります。
◆ ⑧ 避難所は「助けてもらう場所」
「みんな大変だから迷惑をかけられない」
そう思ってしまう人ほど、
症状を悪化させてしまいます。
避難所は 助け合う場所 です。
体調不良は「遠慮すること」ではなく、
伝えることが正しい行動です。
◆ まとめ
・避難所で体調不良は珍しくない
・我慢せず、すぐに周りへ伝える
・静養スペースを利用できる場合がある
・水分と休息が重要
・薬や持病は早めに申告
・感染症の症状はすぐ報告
・避難所は助け合う場所、遠慮は不要
命を守る行動は、
「元気なとき」ではなく
体調を崩した瞬間に必要です。
声を出す人が、生き残る人です。

コメント