職場の防災

職場の防災

【防災士が解説】防災専従職員がいない自治体のリスク|南海トラフ時代に求められる地域防災の底上げ

災害対策というと、避難所、備蓄、ハザードマップに目が向きやすいですが、それらを平時から整え、災害時に動かす「人」の存在も非常に重要です。読売新聞の集計では、防災や危機管理を専従で担う職員が不在の市町村が全国の24%、433市町村に上るとされ...
消防(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】ドローン レベル3.5とは?防災でどう役立つかをわかりやすく整理

ドローンの「レベル3.5」という言葉を聞いても、何が変わったのか分かりにくい人は多いと思います。簡単に言うと、無人地帯での目視外飛行で、これまで必要だった補助者や看板による立入管理の一部を、機上カメラなどのデジタル技術で代替しやすくした制度...
トイレ対策

【元消防職員が解説】エレベーター備蓄とトイレ対策|非常事態に備えて今できる現実的な準備

エレベーターの非常事態というと、停電や地震での閉じ込めを思い浮かべる人が多いと思います。実際、大規模地震では多数の閉じ込めが発生し、救助まで長時間かかることがあります。そんな時に後回しにされやすいのが、「トイレをどうするか」という問題です。...
トイレ対策

【元消防職員が解説】エレベーター閉じ込め時にトイレはどうする?実例から学ぶ落ち着いた対応

エレベーターに閉じ込められると、多くの人がまず不安になるのが「いつ出られるのか」と「トイレをどうしたらいいのか」だと思います。特に地震や停電のあとに閉じ込めが起きると、すぐに復旧しないこともあり、焦りや恐怖が一気に強くなります。日本エレベー...
救急(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】現場活動時間の変化とは 救急現場の負荷を読み解く最重要指標を整理

現場活動時間の変化を見る時に一番大切なのは、「何分延びたか」という数字だけを追わないことです。現場活動時間は、通報受理から帰署までの流れの中で、現場評価、処置、家族対応、搬送先選定、引き継ぎなど、救急活動の中身すべてを反映する指標です。つま...
救急(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】搬送人員の動向とは 救急需要の中身の変化を現場目線でわかりやすく整理

搬送人員の動向を見る時、大切なのは「今年は何人運んだか」で終わらせないことです。消防庁の令和7年版「救急・救助の現況」では、令和6年中の救急自動車による搬送人員は676万9,172人で、前年より12万7,752人増え、集計開始以降で最多とな...
救急(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】REVIVAL-リバイバル-とは 救急隊員の新たな未来像を考える意味をわかりやすく整理

REVIVAL-リバイバル-は、第34回全国救急隊員シンポジウム熊本で掲げられたメインテーマです。この言葉には、復活、復興、再興、蘇生といった意味が重ねられており、単なる大会スローガンではなく、「過去の教訓を今の救急へどう生かし、未来へどう...
救急(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】救急業務の実施状況とは 全国統計と現状分析を現場目線でわかりやすく整理

救急業務の実施状況を見る時、大切なのは「件数が多い」「忙しい」で終わらせないことです。救急は、出動件数、搬送人員、現場到着時間、病院収容時間、事故種別、隊数や隊員数など、いくつもの要素が重なって初めて実態が見えてきます。つまり、救急業務の実...
消防(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】臨床思考トレーニング(シナリオ教育)とは 現場判断力を高める実践的アプローチ

臨床思考トレーニング(シナリオ教育)は、単に知識や手技を確認する訓練ではなく、「現場でどう判断し、どう動くか」を実践的に鍛える教育手法です。救急現場では、正解が一つに決まらない状況が多く、情報不足、時間制限、家族対応、環境制約が重なります。...
消防(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】CPRの質向上とは 実践訓練と標準化の重要性をわかりやすく整理

CPRの質向上で一番大切なのは、「胸骨圧迫を知っている人」を増やすことではなく、「現場で質を落とさず続けられる人」を増やすことです。心停止対応では、胸骨圧迫を始めること自体も重要ですが、それ以上に、深さ、速さ、解除、中断時間、役割分担がそろ...