職場の防災

消防(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】育児休暇と警防体制の調整の現状

育児休暇の取得者が増える一方で、消防署では警防体制の維持が最優先となるため、現場配置の調整が必要です。特に複数の職員が同時に休暇を取得すると、夜間警備や休日警戒など、署の基本的な警防態勢が圧迫されることがあります。消防に関する採用情報や最新...
火災・防火

【元消防職員が解説】林野火災警報・注意報の運用強化が意味するもの|防災×林野火災対策

近年、全国各地で大規模な林野火災が相次いで発生しています。こうした状況を受け、大船渡市林野火災を踏まえた検討会報告書を基に、火災予防条例(例)の一部改正が行われ、林野火災警報および林野火災注意報の運用が本格化しています。この動きは、現場レベ...
消防(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】事業所と連携した消防団員確保の方法|現場で見えた“うまくいく連携・失敗する連携”

消防団員確保が難しくなる中で、「事業所との連携」は避けて通れないテーマです。ただし、現場を見てきた立場から言うと、事業所連携はやり方を間違えると逆効果になります。実際にうまくいっている地域と、形だけで終わった地域には、はっきりした違いがあり...
消防(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】大学と消防団が連携するメリット|現場で実感した“地域防災が一段強くなる仕組み”

「大学と消防団が連携して、何の意味があるのか?」現場では、こうした声を聞くことがあります。しかし実際に連携が進んだ地域では、消防団・大学・地域の三者すべてに明確なメリットが生まれていました。■① 消防団側の最大のメリットは「継続的な人材確保...
初動対応

【元消防職員が解説】防災×火災初動対応|住宅火災現場での初動体験から学ぶ判断基準

火災対応で被害を大きく左右するのは、最初の数分間の判断です。初動を誤ると、消せたはずの火が一気に拡大します。ここでは、住宅火災現場での初動対応を経験した視点から、一般の人が知っておくべき判断基準を整理します。■① 火災初動は「時間との勝負」...
火災・防火

【元消防職員が解説】焚き火の新ルールが防災で重要な理由|防災×林野火災

冬キャンプの楽しみとして定番の焚き火ですが、2026年から火の扱いに関するルールが大きく変わりました。背景には、2025年に発生した大規模な林野火災があります。「知らなかった」では済まされない時代に入り、焚き火は“自己責任の趣味”ではなく、...
救急(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】デイタイム救急隊が防災力を高める理由|防災×救急体制

近年、救急出動件数は増加の一途をたどっています。特に日中は、軽症から重症まで幅広い救急要請が集中し、現場到着の遅れが課題となっていました。こうした中で開始されたのが、デイタイム救急隊の運用です。これは単なる人員配置の工夫ではなく、地域防災力...
消防(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】消防団イベントが入団につながらない理由|現場で見た「惜しい失敗」

消防団イベントは毎年、各地でやっています。体験放水、展示、子ども向け企画。それでも入団者が増えない――この相談を現場で何度も受けてきました。原因は「イベント不足」ではありません。設計のズレです。■① イベントの目的が「集客」で止まっている多...
消防(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】避難所の砂埃が想像以上に危険な理由|防災×避難所環境

避難所生活で意外と見落とされがちなのが「砂埃(すなぼこり)」です。被災直後は命を守る行動が最優先となるため、空気環境まで気が回らないことが多くあります。しかし現場では、この砂埃が体調不良や持病悪化の引き金になるケースを何度も見てきました。■...
消防(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】江戸走りは避難行動に使えるのか|防災×走り方

近年SNSで話題となった「江戸走り」。一見するとコミカルな走り方ですが、実はこの走法には、防災・避難行動の視点で見逃せない要素があります。災害時、人は長く・安全に・疲れずに動けるかどうかが生死を分けます。江戸走りは、その条件に一部合致する走...