【元消防職員が解説】消防学校初任科で一発アウトは「注意をメモせず忘れること」

消防学校初任科では、教官からの注意や助言を受ける場面が多くあります。

その場では覚えたつもりでも、訓練、学科、寮生活が重なると、細かい修正点はすぐに抜けてしまいます。

■①注意は「怒られた記憶」で終わらせない

注意されたときに、落ち込むだけで終わると成長につながりません。

大切なのは、「何を直せばいいのか」を一つだけ残すことです。

返事、姿勢、報告、集合、服装、資機材の扱いなど、修正点を具体的にする必要があります。

■②メモしないと同じ注意を繰り返す

人は疲れていると、聞いた内容を忘れやすくなります。

消防学校では、朝から夕方まで多くの情報が入るため、記憶だけに頼るのは危険です。

短くてもいいので、注意された内容と次に直す行動をメモしておくことが大切です。

■③メモはきれいに書かなくていい

メモは提出物ではありません。

「返事を大きく」「報告は結論から」「靴ひも確認」「集合5分前」など、自分が見て分かれば十分です。

きれいに書くことより、翌日の行動に使えることが重要です。

■④被災地でも記録しない情報は抜けやすい

被災地派遣やLO活動では、避難所の要望、道路状況、関係機関との調整内容など、忘れてはいけない情報が多くありました。

記憶だけに頼ると、伝達漏れや確認漏れにつながります。

初任科のメモ習慣は、現場で情報を正確に扱う力になります。

■⑤寝る前に一度だけ見返す

メモは取るだけでは足りません。

寝る前に一度だけ見返し、「明日これだけ直す」と決めます。

一つずつ修正できる学生は、同じ注意を減らし、少しずつ信頼を積み上げていけます。

■まとめ|注意はメモして翌日に直す

結論:消防学校初任科では、注意を受けたら記憶だけに頼らず、短くメモして、翌日に一つ行動を変えることが大切です。

元消防職員として見ると、注意を記録して修正できる学生は、配属後も報告・確認・安全管理で伸びやすくなります。

出典:消防庁「令和6年版 消防白書|消防学校における教育訓練」

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