【防災士が解説】6月初旬の防災チェックは何から?判断基準は「梅雨と台風を同時に備えること」

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6月初旬は、梅雨の大雨と台風の影響が重なり始める時期です。

まだ本格的な台風シーズンではないと思っていても、熱帯低気圧や台風のたまごが発生し、大雨を強めることがあります。


■①まず水と食料を確認する

6月初旬に最初に確認したいのは、水と食料です。

大雨や台風で道路が冠水したり、物流が乱れたりすると、買い物に行きにくくなることがあります。

最低でも数日分の水と、普段食べ慣れた保存食を確認しておくと安心です。


■②非常用トイレを優先する

水害や停電では、トイレが使いにくくなることがあります。

防災用品というと食料に目が向きがちですが、実際の避難生活ではトイレの不安が非常に大きくなります。

6月初旬の時点で、家族分の非常用トイレを確認しておくことが大切です。


■③スマホ充電とライトを確認する

台風や大雨では、停電が起きることがあります。

スマホ、モバイルバッテリー、充電式ライト、懐中電灯、ラジオを確認します。

情報収集と家族連絡のために、電源の備えは早めに整えておく必要があります。


■④家の外の飛ばされる物を点検する

6月は急な強風や台風接近も考えられます。

ベランダ、庭、玄関周りの植木鉢、物干し竿、自転車、ゴミ箱などを確認します。

強風で飛ばされる物は、自宅だけでなく近所にも被害を出す可能性があります。


■⑤被災地では「トイレ・電源・情報」が不安になりやすい

被災地派遣やLO活動の現場では、食料だけでなく、トイレ、スマホ充電、正しい情報の不足が大きな不安につながる場面を見てきました。

水や食べ物があっても、連絡が取れない、トイレが使えない、今後の見通しが分からないと、心の負担は大きくなります。

元消防職員としても、6月初旬の備えは「食べる」だけでなく「連絡する・排泄する・判断する」まで含めて考えるべきだと感じます。


■⑥避難先と移動方法を確認する

自宅が浸水想定区域、土砂災害警戒区域、川沿い、海沿いにある場合は、避難先を確認しておきます。

避難所だけでなく、親戚宅、知人宅、ホテル、自宅の上階なども選択肢になります。

雨風が強くなってから移動するのではなく、早めに動ける準備が必要です。


■⑦通学・通勤ルートも見直す

6月の大雨では、通学路や通勤路が冠水することがあります。

アンダーパス、川沿い、低い道路、山道を通る場合は、代替ルートを確認しておきます。

家族で「大雨の日はどの道を避けるか」を話しておくことが大切です。


■⑧判断基準は「台風が来る前に終える」

防災チェックは、台風が発生してから始めると遅れることがあります。

6月初旬のうちに、水、食料、トイレ、電源、外回り、避難先を一度確認します。

まだ落ち着いている時期に備えることが、台風時の余裕につながります。


■まとめ|6月初旬は「梅雨と台風の入口」として備える

6月初旬は、梅雨の大雨と台風の影響が重なり始める時期です。

本格的に危険が高まる前に、家庭の備えを一度見直すことが重要です。

結論:
6月初旬の防災チェックで一番大切なのは、水・食料だけでなく、非常用トイレ、スマホ充電、避難先、通学・通勤ルートまで確認することです。

元消防職員・防災士として、また被災地派遣やLOの経験から見ても、災害時に強い家庭は、特別な備えより「早めに確認している家庭」です。6月初旬は、梅雨と台風に備える最初のチェック日として考えると、落ち着いて行動できます。

出典:首相官邸「災害が起きる前にできること」

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