【元消防職員が解説】水難事故は“泳げる”だけでは危険 服を着た状態で一発アウトになる判断基準

総務省消防庁
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結論です。

水難事故では、「泳げる人」でも服を着た瞬間に動けなくなることがあります。


■① 若手消防士が水難救助訓練

岡山市消防局では、夏のレジャーシーズンを前に、水難救助訓練が行われました。

参加したのは、

・採用4年目までの消防士
・女性消防士2人を含む35人

です。

服を着た状態で泳ぐ訓練や、水中捜索訓練などが行われました。


■② 一番危ない誤解

危険なのは、

「泳げるから大丈夫」

という考えです。

実際は、

・服
・靴
・水の流れ
・パニック

で一気に動けなくなります。


■③ 服を着ると何が起きるのか

今回の訓練でも、

「服の重さが想像以上にきつい」

という声がありました。

水を吸った服は重くなり、

・呼吸しにくい
・腕が動かない
・体力消耗が早い

という危険があります。


■④ 元消防職員として感じること

現場で本当に怖いのは、

“泳げる人ほど無理をする”

ことです。

川、海、用水路は、

プールと全く違います。

特に流れがある場所では、
一瞬で体勢を崩します。


■⑤ 水難事故で多い危険行動

・服のまま飛び込む
・助けに行こうとして二次事故
・流れを甘く見る
・飲酒後の入水
・子どもから目を離す

これが本当に危険です。


■⑥ 女性消防士も増えている

岡山市消防局では、

女性消防士が10年前の約2倍になっています。

現場では男女関係なく、

同じ訓練・同じ技術が求められます。


■⑦ 今日できる水難対策

・ライフジャケット着用
・川の流れを確認
・服を着たまま泳がない
・子どもから目を離さない
・「助けに行く」より119番


■⑧ 今日の判断基準

「泳げる」より「流されない」が重要。

これが水難事故防止の基本です。


■まとめ

今回の結論です。

水難事故は、“泳力”より“状況判断”が命を左右します。

大事なのは、

・無理に入水しない
・服を着た状態の危険を知る
・二次事故を防ぐ

ということです。

元消防職員として強く伝えたいのは、

「助けようとして亡くなる事故」が本当に多い

という現実です。

出典:総務省消防庁

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