2026-04

消防(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】「前に出ない消防団」が現場を一番支えている理由

消防団の活動について語られるとき、どうしても「前に出ていない=活躍していない」という見方がされがちです。しかし、現場を知る立場から言えば、前に出ない消防団こそ、現場を成立させている存在です。■① 現場は「前」よりも「周辺」で崩れる火災や災害...
消防(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】「ホースを巻くだけ」「誘導するだけ」と言われる消防団活動の本当の意味

「消防団って、結局ホースを巻くだけでしょ」「車両誘導や整理しかしてないじゃないか」なお、「ホースを巻くだけ」「車両誘導するだけ」が消防団の本質である理由もあわせてご確認ください。現場で、そして外から、何度も聞いてきた言葉です。しかし実災害の...
火災・防火

【元消防職員・防災士が解説】防災×電気火災|地震後の火災を防ぐ「感震ブレーカー」という選択

大地震のあと、街が落ち着いた頃に発生する火災。実はその半数以上が「電気」が原因だという事実をご存じでしょうか。地震そのものでは助かった命が、その後の火災で失われてしまう。これを防ぐために注目されているのが感震ブレーカーです。火災への備えは、...
消防(元消防職員が解説)

【元消防職員が見た】避難所で使われやすい物の共通点

避難所には多くの物が集まりますが、実際に「使われ続ける物」は限られています。元消防職員として被災地や避難所で活動してきた中で感じたのは、性能や価格よりも「共通点」を持つ物だけが、最後まで人の役に立っていたという現実です。消防に関する採用情報...
消防(元消防職員が解説)

【元消防職員・防災士が解説】防災×政治|高市首相が衆院解散を検討。災害対応と国政空白のリスクをどう見るか

高市首相(自民党総裁)が、1月23日召集予定の通常国会冒頭で衆議院を解散する方向で検討に入ったことが報じられました。衆院選は 2月上中旬に投開票 となる公算が大きいとされています。政治ニュースとしては大きな話題ですが、防災の視点から見ると、...
地震対策

【元消防職員・防災士が解説】防災×住まい|大地震で一番危険なのは家の中。危険な場所ベスト5

地震によるケガの約8割は、建物の倒壊ではなく「家の中の事故」が原因です。家具の転倒、ガラスの破片、落下物。これらは、事前に対策していれば防げるケガでもあります。地方自治体の消防・防災担当者としての現場経験をもとに、家の中で特に危険な場所ベス...
消防(元消防職員が解説)

【元消防職員・防災士が解説】防災×テロ対策|水際で命を守る「合同訓練」が持つ本当の意味

災害や事故は、自然だけが原因ではありません。被災地派遣やLOとして現場に入った経験からも感じるのは、「平時からの連携」があるかどうかで、被害の大きさは大きく変わるという現実です。福岡県北九州市で行われた税関・警察・消防などによる合同訓練は、...
備蓄・防災グッズ

【元消防職員・防災士が解説】防災×アプリ|ローリングストックを忘れない「備蓄品交換お知らせ」の考え方

防災備蓄で最も多い失敗は、「備えたのに、期限切れで使えなかった」ことです。被災地派遣や避難所支援の現場でも、「家には非常食があったはずなのに、全部期限切れだった」という声を何度も聞いてきました。この問題を解決する鍵が、アプリを使ったローリン...
初動対応

【元消防職員・防災士が解説】防災×ドローン|映像共有の標準化が初動対応をどう変えたのか

消防庁が進めてきた「映像共有システムの標準化」により、全国約1,000の消防本部で、ドローン映像をリアルタイムに指令室・関係機関へ共有できる体制が整いつつあります。これは単なる技術導入ではなく、災害対応の考え方そのものを変える転換点です。消...
消防(元消防職員が解説)

【元消防職員・防災士が解説】防災×ドローン|全国導入率60%超でも「地域格差」が生む現実的リスク

災害対応におけるドローン活用は、すでに「先進的な取り組み」ではなく、実務インフラの段階に入りつつあります。消防庁の整理では、全国の消防本部におけるドローン導入率は60%を超え、政令指定都市では80%に達しています。一方で、小規模消防本部では...