防災

【元消防職員・防災士が解説】大地震で“エレベーターが止まった後”に必ず確認すべき安全ポイント

大規模地震が発生すると、多くのエレベーターは自動停止し、安全装置が作動して「最寄り階で停止」「閉じ込め」が発生する。これは命を守るための仕組みだが、問題は“その後”。点検が終わるまで、利用者は正しい判断が求められる。ここでは、地震後にエレベ...
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【防災士が解説】防災×上野動物園|“動物・来園者・都市型避難”という三つの安全を守る防災モデル

日本最大級の動物園である 上野動物園。年間400万人以上が訪れる“巨大な公共空間”でありながら、災害時は 動物・人・都市機能 のすべてを守る必要がある特殊な場所だ。上野動物園の取り組みには、家庭・地域防災にも応用できるヒントが多い。■① 動...
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【防災士が解説】防災×補正予算|“追加の国費”が災害対策をどれだけ左右しているか

日本は災害が多いため、毎年のように国会で 補正予算(追加の国家予算) が組まれる。この補正予算は、● 防災・減災● インフラ復旧● 給付金● 災害対応の強化に大きく使われ、実は 家庭の安全にも直結する重要なお金 だ。ここでは、補正予算から学...
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【元消防職員・防災士が解説】地震で“エレベーター内に閉じ込められた時”の正しい行動

大地震が発生すると、多くのエレベーターは自動停止し、安全装置が作動してドアが閉じたまま動かなくなる。日本では年間で数百件規模の閉じ込め事案が発生しており、南海トラフ級の地震では「全国で1万件以上」とも想定されている。ここでは、エレベーターに...
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【防災士が解説】防災×中国出身の住民|“多文化共生の防災力”が地域の安全を大きく高める

日本には中国出身の方が約80万人以上暮らしており、地域社会・学校・職場で共に生活している。災害大国・日本において、“外国人住民も共に守る防災” は地域力そのものを強くする。ここでは、中国出身の方との防災協働で学べるポイントを解説する。■① ...
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【元消防職員・防災士が解説】エレベーター停止が長期化した時に必要な家庭の備え

大地震や大規模停電が発生すると、エレベーターは安全が確認されるまで“数時間〜数日”停止することがある。高層マンションでは生活そのものが大きく制限され、特に高齢者・妊婦さん・小さな子どものいる家庭では負担が一気に増える。ここでは、エレベーター...
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【防災士が解説】防災×ガソリン暫定税率|“燃料価格の変動”は家庭の防災行動に大きく影響する

ガソリンの暫定税率(上乗せ分)は、交通費だけでなく、災害時の燃料確保・避難・生活継続に直結する。燃料価格が上がると「節約」が優先されがちだが、防災の視点では “必要な燃料を確保できるか” が命に関わる問題になる。ここでは、ガソリン暫定税率と...
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【防災士が解説】防災×天気予報(黄砂情報)|“見えない健康リスク”に気付くことが防災の第一歩

春先になると日本に飛来する 黄砂(こうさ)。車が汚れる、洗濯物に付く…というイメージが強いが、防災の観点では 健康被害・視界不良・交通障害・呼吸器リスク が大きな課題となる。天気予報の“黄砂情報”を活用するだけで、家庭の安全レベルは大きく上...
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【防災士が解説】防災×ダークマター|“正体のわからない脅威にどう備えるか”という防災の本質を教えてくれる

宇宙の約85%を占めるとされる ダークマター(暗黒物質)。正体は不明、姿は見えず、触れることもできない。しかし、確かに存在し、銀河の動きに影響を与えている。ダークマターは科学の話だが、実は“防災の考え方そのもの”と深くつながっている。ここで...
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【元消防職員・防災士が解説】防災×情報通信②|“通信ブラックアウト”に備える具体的な家庭対策

災害時に最も起こりやすく、最も危険なのが 通信ブラックアウト(完全に通信不能になる状態)。地震・台風・豪雨・土砂災害などで、通信インフラが一気に止まると、正しい判断ができず避難が遅れてしまう。ここでは、家庭でもできる“実践的な情報通信対策”...