「元本保証」
「毎月◯%配当」
「海外投資だから安全」
こうした言葉が出てきた時点で、一度立ち止まることが大切です。
実際に、無登録で出資を募ったとして、約7300人から870億円以上を集めたとされる事件も報じられています。
■①まず確認するべきは「金融庁登録」
投資勧誘で最初に確認するべきなのは、「金融庁への登録があるか」です。
日本で投資商品を継続的に勧誘する場合、金融商品取引業の登録が必要になります。
登録確認を飛ばしてしまうと、後からトラブルになっても取り返しが難しくなることがあります。
■②「元本保証」はかなり危険サイン
投資には基本的にリスクがあります。
そのため、「元本保証で高配当」という時点で、かなり警戒が必要です。
特に、
・毎月安定配当
・絶対減らない
・紹介すると増える
などが組み合わさる場合は注意が必要です。
■③高配当を“毎月”続ける難しさ
年利ではなく、「毎月◯%」を長期間出し続けるのは簡単ではありません。
実際には、新規出資者のお金を配当に回す「ポンジスキーム」のような形だったケースも過去に多数あります。
配当が出ている間は安心してしまいやすい点も危険です。
■④「みんなやってる」は判断基準にならない
投資詐欺で多いのが、
「知人もやっている」
「紹介された」
「コミュニティ内で流行っている」
というケースです。
人数が多いことと、安全性は別問題です。
■⑤資産が増えた頃が一番危ない
投資経験が浅い時より、資産が増えてきた時の方が注意が必要です。
「少し増えたから、もっと効率よく増やしたい」という心理になりやすいからです。
防災でも投資でも、“油断した時”に大きな損失が起きやすくなります。
■⑥初心者ほど「普通」を続ける方が強い
初心者が長く資産形成を続けるなら、
・積立投資
・分散
・長期運用
・低コスト商品
を淡々と続ける方が現実的です。
派手さはありませんが、「退場しないこと」がかなり重要になります。
■⑦防災的にも“資産防災”は大切
災害時に困るのは、物資だけではありません。
詐欺や無理な投資で生活資金を失うと、避難や生活再建にも大きく影響します。
そのため、防災的にも「騙されないこと」は重要な備えの一つです。
■⑧判断に迷ったら「うますぎないか」を見る
投資判断で迷った時は、
「本当にそんなに簡単なら、なぜ広く公開されていないのか?」
を一度考えることが大切です。
特に、「絶対」「必ず」「元本保証」は冷静になるサインです。
■まとめ|投資で一番大切なのは“退場しないこと”
高配当や特別な案件ほど、冷静さが必要です。
特に、「元本保証+高配当」がセットになっている場合は、慎重に確認した方が安全です。
結論:
初心者の投資で最優先なのは、“大きく増やすこと”ではなく、“詐欺で退場しないこと”です。
防災士として現場を見てきても、生活を立て直せる人は「一発逆転」を狙わず、普段から地道に備えていた人が多い印象です。投資も同じで、長く続けられる仕組みの方が、結果的に壊れにくいと感じます。

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