消防士は 「24時間勤務 → 明け休み → 休日」 のサイクルが多く、
一般企業のカレンダーとは少し違う特殊な生活をしています。
では、休みの日はどんな過ごし方をしているのでしょうか?
元消防職員として、リアルな休日事情をお伝えします。
■ ① 明け休みは“ほぼ回復DAY”
24時間勤務の翌日は 明け休み。
● まずは寝る
朝に帰宅して、ご飯を食べる前に寝落ちする人も多い。
● 体がだるい・頭が重い
睡眠不足+ストレス+夜勤の疲労で
“明けは何もできない”という声は非常に多いです。
● 予定を入れない人が多い
明け休みは基本的に「休むための日」。
■ ② 休日は“家族サービス”が定番
消防士の多くは家庭を大事にします。
休日は必ず家族と一緒に過ごす人がかなり多い。
● 近場の買い物
● 子どもと遊ぶ
● 家族で外食
● 奥さんの買い物に付き合う
家族の理解がないと続かない仕事なので、
休日は「家族優先」が鉄板です。
■ ③ トレーニング・筋トレも欠かせない
消防士は 体力維持が仕事の一部。
休日でも…
- ランニング
- ウエイトトレーニング
- プール
- 自重トレーニング
をしている人が多いです。
身体が資本なので、休日に鍛えるのは“職業意識の高さ”。
■ ④ 趣味は“アウトドア系”が多い
消防士に多い趣味はこんな感じ↓
- キャンプ
- 釣り
- サーフィン
- バイク
- スポーツ全般
仕事が屋内外を問わず活動するため、
自然や身体を動かす趣味が人気です。
■ ⑤ 自主勉強・資格勉強をする人も
意外と多いのが「勉強する消防士」。
- 救急救命士の勉強
- 昇任試験の勉強
- 資格取得(危険物・救命・ドローンなど)
出世・専門性のために努力する人もたくさんいます。
■ ⑥ 同期・先輩と集まる“消防飲み”も多い
休日に消防仲間で集まり、
- 焼肉
- 飲み会
- バーベキュー
などをすることもしばしば。
24時間勤務を共に戦う仲間は“第二の家族”のような存在です。
■ ⑦ スキルメンテナンスも休みの日にやる
消防士は意外と“休日も仕事とつながる行動”を取ります。
- 車の運転技術チェック
- 筋力維持
- ロープワークの練習
- 地域の地理確認
責任の重い仕事だからこそ、
普段からの努力が事故やミスを防ぎます。
■ ⑧ まとめ:休日は「回復+家族+鍛える」
消防士の休日は次の3つに集約されます。
- 体を回復させる
- 家族と過ごす
- 体力・知識をキープする
体力的にも精神的にも厳しい職業ですが、
休日の過ごし方にも“プロ意識”がしっかりとにじみ出ています。

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