【防災士が解説】「防災 × ラブブ(LovB)」── 若者に“防災を刺さる形”で伝える新しいアプローチ

いまSNSで人気の「ラブブ(LovB)」。
ポップでかわいい“推し活系・自己肯定感アップ系”の世界観で、
10代〜20代に絶大な人気があります。

実はこのラブブの雰囲気は
防災教育と相性がめちゃくちゃ良い のをご存じですか?

若者に「防災をちゃんと伝える」のは難しいですが、
ラブブの“かわいさ・前向きさ・手軽さ”を取り入れると
防災がグッと身近になります。


■① ラブブの世界観は“防災の心理的ハードル”を下げる

防災はどうしても…

● 怖い
● 難しそう
● 自分には関係ない

と感じられがち。

ラブブの世界観を取り入れることで
● ポップ
● やさしい
● カジュアル
な雰囲気になり、
“やってみようかな”と思えるきっかけが生まれる。


■② 若者は「かわいいもの」「映えるもの」に反応する

ラブブの特徴は
● ゆるいメッセージ
● カラフルなデザイン
● 写真映えする構図

これを防災に応用すると…

□ かわいい防災ポーチ
□ カラフルな非常食セット
□ 推しカラーのライト
□ SNS映えする備蓄収納

「映える防災」は
若者の継続行動につながる。


■③ ラブブの“前向きな言葉”は防災メンタルにも超効く

ラブブといえば
やさしい励ましの言葉。

● がんばりすぎないで
● 小さな一歩でいい
● 今日はこれだけできたね
● 自分を守っていいんだよ

このメッセージ、
実は防災行動に必要な
“心理的背中押し”と完全に一致している。

避難行動の心理壁
正常性バイアス
準備できない罪悪感
などをやわらげる効果がある。


■④ ラブブ×防災のおすすめ実践アイデア

今日から取り入れられる“可愛い防災”として
以下のアイデアが特に有効。


●① 推しカラー防災ポーチ

推しの色で統一すると
持ち運びたくなる。

・モバイルバッテリー
・小型ライト
・絆創膏
・小分け食料
・常備薬

“好き”の力は継続の力。


●② ラブブ風のメッセージ付き備蓄カード

「今日のあなたを守るのは未来のあなた」
「小さく備えて大きく安心」
など、可愛いフォントで作ると家族も使いやすい。


●③ ラブブ風の避難行動チェック

イラスト調でやさしいデザインにすると
家族・子どもも実践しやすい。

・まず落ち着く
・頭を守る
・出口を確保
・家族と合流
など。


●④ SNS用“ラブブ×防災画像”を作って拡散

推し活×防災の組み合わせは
若者に響く最強の導線になる。


■⑤ “かわいくないと続かない”は防災の真理

人は
「好きなもの」「テンション上がるもの」
でないと、準備を続けられない。

ラブブの良さを借りることで
防災が
● めんどくさい → ちょっと楽しい
● 不安 → ポジティブ
● 後回し → 今すぐできる
に変わる。

これが最大の強み。


■まとめ

ラブブは防災とは無関係に見えるけど、
実は“若者の防災行動”を変える力を持つ。

  1. 防災への心理ハードルを下げる
  2. 映える防災で継続的に備えられる
  3. 前向きな言葉が防災行動の後押しになる
  4. 推し活と組み合わせて楽しく防災できる
  5. 家族・子どもにも使える柔らかいアプローチ

「怖い防災」から
「かわいい防災」へ。

ラブブの世界観は、
新時代の防災教育に大きな可能性を広げてくれます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました