【防災士が解説】消防士の「採用倍率」はどれくらい?人気の理由と、倍率を突破するためのポイント

消防士は常に人気のある公務員職。
「倍率は高いの?」「どれくらいの難しさ?」
という質問は非常に多いです。

結論から言うと、
倍率は自治体によって大きく差があるが、一般的に5〜15倍程度。
ただし対策次第で十分突破できます。


■ ① 消防士の倍率はどれくらい?

全国平均では
5〜10倍程度 が多い。

しかし以下の要素で大きく変わる。


■ 都市部(東京・大阪・政令市)

→ 10〜20倍のこともある。


■ 中規模都市

→ 5〜10倍程度。


■ 地方の小規模消防本部

→ 3〜6倍の比較的低い倍率もある。


■ ② 消防士の倍率が高くなる理由


■ ① 人気が高い

やりがい、安定、社会貢献性が魅力。


■ ② 公務員の中でも入りやすいと言われる

“大学レベルの学力が必要ない”と勘違いされ、受験者が増える。


■ ③ 若者の応募が多い

体力勝負の仕事のため、10〜20代の受験者が集中。


■ ④ 退職者が少ない

安定職なので離職が少なく、採用枠が増えにくい。


■ ③ では倍率を突破するために必要なことは?


■ ▷ ① 筆記で「6〜7割」を安定して取る

満点は不要。
合格ラインに乗れば十分上に進める。


▷ ② 面接を最重要視する

消防は“面接重視の採用”。

● 協調性
● 素直さ
● 誠実さ
● コミュニケーション

この4つを評価されれば合格に最も近い。


▷ ③ 体力試験で“平均以上”を確保

極端に低いと落とされる可能性があるので注意。


▷ ④ 消防学校の厳しさを理解しているか

「火事を消したい」「かっこいいから」だけでは落ちる。

消防が求めるのは
“現実を理解した志望動機”。


■ ④ 高倍率でも採用される人の共通点


■ ① 継続力がある

消防は継続の仕事。面接で最強の評価。


■ ② 冷静で落ち着いている

慌てず、簡潔に話せるかがポイント。


■ ③ 仲間を大切にできる人

個人プレーよりチームプレーを重視する姿勢が重要。


■ ④ 感謝・素直さがある

この2つは消防学校・現場でも最も求められる要素。


■ ⑤ 「競争が激しいけど受からない仕事ではない」

倍率10倍と聞くと難しそうだが、
実際には
● 何も対策しない人
● 途中で諦める人
● 面接が甘い人
がかなり多く、
“きちんと準備するだけで上位に入れる”。


■ まとめ

消防士の倍率は
● 都市部で10〜20倍
● 一般的には5〜10倍
● 地方は3〜6倍もある

対策すれば十分突破可能で、
特に面接・筆記・体力のバランスが重要。

やりがい・安定・使命感があるため、
倍率が高くても受ける価値がある職業です。

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