【防災士が解説】停電に強い“家庭の電源確保”3つの基本戦略

災害時に最も困るのが「電気が使えないこと」。
スマホ充電・冷蔵庫停止・暖房停止は、季節を問わず通年で検索される定番テーマです。
家庭が備えるべき“電源対策の核心”をまとめます。


■ 基本戦略①:モバイルバッテリーは“3台”が最適解

スマホは命のライフライン。
1台では全く足りず、最低3台が安心ラインになります。

  • ① スマホ専用(高速充電)
  • ② 家族共用
  • ③ 災害用にフル充電で保管

容量は「10,000mAh ×3台」が基準。
家族4人なら20,000mAhも1台あると安心です。


■ 基本戦略②:ポータブル電源で“生活の継続性”が生まれる

冷蔵庫・ケトル・扇風機を使えるかどうかで生活レベルは大きく変わります。
1台あれば、停電が長引いても食事・情報収集・室温調整が確保できます。

  • 定格出力:600W以上
  • 容量:500Wh以上
  • 安全基準:PSEマーク必須

重さはあるが、震災時の実用性は圧倒的です。


■ 基本戦略③:ソーラーパネルで“充電循環”を確保

晴れた日は永続的に電力を自給できるため、停電長期化で最強の装備になります。

  • 折りたたみ式100Wパネルが扱いやすい
  • ポータブル電源とセット運用が基本
  • 雨天でも微弱電力は確保可能

燃料不要で安全性も高く、家庭防災の要になります。


■ まとめ

電源対策は “①モバイルバッテリー × ②ポータブル電源 × ③ソーラー” の三位一体で完成します。
これが揃っていれば、災害時でも生活水準を落とさず、家族の安全が大きく高まります。

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