【元消防職員・防災士が解説】レシピ × 防災|火を使わず“おいしく食べられる非常食レシピ”

災害で停電・断水・ガス停止が起きると、

「料理ができない」ことが大きなストレスになります。

しかし最近は、

✅ 火を使わない

✅ 水だけで作れる

✅ 常温で食べられる

✅ 子どもも高齢者も安心

そんな“防災レシピ”が増えています。

家にあるもので簡単にできるレシピを紹介します。

◆ ① 水だけでできる「袋パスタ」

【材料】

・パスタ(早ゆでタイプが最適)

・ツナ缶 or コーン缶

・オリーブ油 or マヨネーズ

・塩こしょう

【作り方】

① 食品保存袋にパスタを折って入れる

② 水を入れて30〜60分浸す

③ 柔らかくなったら、ツナ・オイルを混ぜる

火がなくても食べられる簡単パスタです。

水は飲める水を使用してください。

◆ ② カンタン「ツナの混ぜご飯」

【材料】

・レトルトご飯 or パックご飯

・ツナ缶

・醤油 or 塩

・ふりかけ(あれば最高)

【作り方】

① ご飯にツナと醤油を混ぜるだけ

② 海苔・ふりかけがあると満足度アップ

子どもでも食べやすく、栄養が取れる防災ご飯です。

◆ ③ お湯がなくても作れる「おかゆ」

【材料】

・パックご飯

・水

・塩

【作り方】

① ご飯に少量の水を入れ、よく混ぜるだけ

噛む力の弱い人、風邪や体調不良のときにも便利です。

◆ ④ 缶詰で作る「おつまみ・おかず」

✅ サバ缶+マヨネーズ

✅ コーン缶+バター風味

✅ みかん缶+ヨーグルト

✅ 焼き鳥缶+温かいご飯

缶詰は災害時の最強アイテムです。

温めなくても食べられ、保存期間も長いのが魅力。

◆ ⑤ 水を使わない料理

✅ カロリーメイト・栄養バー

✅ パン

✅ 常温レトルト

✅ シリアル

✅ バナナやリンゴ

調理不要で食べられる食材は、

「精神的な安心」の役割があります。

◆ ⑥ ポリ袋クッキング(火がある場合)

【メリット】

✅ 調理器具を汚さない

✅ 洗い物が出ない

✅ 水が貴重なときに最適

【例】

・袋おにぎり

・袋カレー

・袋味噌汁

・袋ホットケーキ

鍋に袋のまま入れて加熱するため、

断水時でも衛生的に料理できます。

◆ ⑦ 食欲が落ちたときに役立つ食べ物

✅ ゼリー

✅ ヨーグルト

✅ フルーツ缶

✅ 甘い飲料

✅ スポーツドリンク

災害時はストレスで食欲が落ちることがあります。

「食べやすいもの」があると体力の低下を防げます。

◆ ⑧ 調味料は“防災の味方”

✅ 塩

✅ 醤油

✅ だしパック

✅ ふりかけ

✅ マヨネーズ

✅ ケチャップ

味がつくだけで、

お米やパンが驚くほど食べやすくなります。

◆ ⑨ まとめ

防災レシピの目的は、

「生きるために食べる」だけではありません。

✅ 温めなくても食べられる

✅ 子ども・高齢者も安心

✅ ストレスを減らす

✅ 栄養を補う

✅ 家族が笑顔になる

非常時こそ、食事は心を支える重要な力です。

特別な技術はいりません。

普段の食品で、“そのまま食べられる料理”を知っておくことが、

災害に強い家庭をつくります。

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