防災

【元消防職員・防災士が解説】消防士は“お風呂に入れるの?”現場と勤務のリアルをわかりやすく紹介

消防士の勤務は特殊ですが、「お風呂ってどうしてるの?」「汗だくのあと大変そう」という質問をよくいただきます。ここでは、消防士のお風呂事情について、わかりやすくまとめます。■ ① 消防署には“浴室がある”のが基本消防署には 浴室(シャワー含む...
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【元消防職員・防災士が解説】ロールオーバーとは?天井付近を“火の帯”が走る危険な火災現象

火災時、天井近くを炎が帯状に流れるように走る現象があります。これを ロールオーバー(Rollover) と呼び、消防士が現場で最も警戒する火災挙動のひとつです。フラッシュオーバーやバックドラフトほど一般には知られていませんが、発生すれば突入...
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【元消防職員・防災士が解説】フラッシュオーバーとは?一瞬で室内全体が「炎の海」になる恐ろしい現象

火災現場で最も危険な現象のひとつが フラッシュオーバー(Flashover)。わずか数秒で“部屋全体が一気に炎に包まれる”ため、消防士でさえ命を落とす危険があります。今回は、このフラッシュオーバーを一般の人でも理解できるように、消防目線でわ...
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【元消防職員・防災士が解説】バックドラフトとは?ドア1枚の向こうに潜む“爆発的燃焼”の危険

バックドラフト(Backdraft)は、酸素不足でくすぶっていた火災が、急に酸素を得た瞬間に爆発的に燃え上がる現象。消防士にとって最も危険な火災挙動のひとつで、映画やドラマでも描かれるほど恐ろしい現象です。■ ① バックドラフトとは?簡単に...
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【元消防職員・防災士が解説】フラッシュオーバーとは?数秒で“全てが炎に包まれる”火災の最も危険な瞬間

フラッシュオーバー(Flashover)は、室内の温度が一気に上昇し、部屋全体が一瞬で炎に包まれる現象。消防の世界では最も危険な火災挙動のひとつで、一瞬の遅れが致命傷になるため、消防士も警戒を最大にします。■ ① フラッシュオーバーとは?フ...
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【元消防職員・防災士が解説】フラッシュオーバーとは?数秒で部屋全体が“火の海”になる恐怖現象

フラッシュオーバー(Flashover)は、火災が急激に拡大し、一瞬で部屋全体が炎に包まれる現象です。消防士にとっても最も危険な局面のひとつで、一般の方が理解しておくことで、火災時の判断力が高まります。■ ① フラッシュオーバーとは何か?フ...
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【元消防職員・防災士が解説】フラッシュオーバーとは?“部屋全体が一瞬で燃え上がる”火災の最恐現象

フラッシュオーバー(Flashover)は、火災現場で消防士が最も警戒する現象のひとつ。「数秒で部屋全体が炎に包まれる」という、極めて危険で逃げ場がなくなる状況です。ここでは、フラッシュオーバーの仕組みと、一般の方が知っておくべきポイントを...
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【元消防職員・防災士が解説】サーチ&レスキュー(検索救助)とは?倒壊・火災・行方不明…命をつなぐ“探索の専門技術”

災害現場で最も重要なのは、「どこに、誰が、どんな状態でいるか」を正確に知ること。これを担うのが、消防の サーチ&レスキュー(Search & Rescue:検索救助) です。瓦礫内の生存者探しから火災建物内の捜索まで、あらゆる災害の根幹とな...
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【日本の“災害ボランティア文化”は世界のモデル】日本の災害では、行政だけでなく“市民のチカラ”が大きく被災地を支えます。このボランティア文化は世界的にも非常に珍しく、しばしば「日本モデル」と呼ばれています。

■ 1. 発災から“数日以内”に数千人規模が集まる日本は災害発生からわずか数日で、全国から大量のボランティアが自然に集まる国。特徴1995年 阪神淡路大震災を機に制度化災害ボランティアセンター(VC)が全国に整備SNSで瞬時に参加者が集まる...
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【日本の“災害対応の早さ”は世界トップクラス】日本は、災害対応のスピードと精密さで世界から高く評価されています。その理由は、国・自治体・消防・市民の連携が「仕組みとして完成されている」ことにあります。

■ 1. 発災直後の“情報共有スピード”が異常に早い日本は、地震から数秒で情報が伝わる仕組みを持つ稀有な国。特徴緊急地震速報津波警報の即時発表気象庁・自治体・テレビ・スマホの連動民間アプリ(キキクル・Yahoo防災・まもるくん)と連携強みポ...