【防災士が解説】避難所で“病気を持つ人”が安心して過ごすための必須ポイント|慢性疾患・持病編

避難所生活は、持病がある人にとって想像以上に負担が大きい環境です。薬が不足したり、食事が合わなかったり、夜間に症状が悪化することもあります。ここでは、持病がある方が避難所で安全に過ごすために、必ず知っておきたいポイントをまとめます。


避難の判断は、自宅周辺のリスクを事前に把握しておくと迷いにくくなります。住んでいる地域の危険箇所を地図で確認したい場合は、地域のハザード情報を地図で確認することができます。

■ 持病がある人は「通常より3倍ストレスがかかる」

避難所では、以下の条件が重なり体調悪化につながりやすくなります。

● 生活リズムの乱れ
● 食事内容の変化
● 気温の変化
● 睡眠不足
● 薬の不足
● 不安・緊張

特に高血圧・糖尿病・心臓病・喘息などは要注意です。


■ 避難所に行く前に“必ず持っていくもの”

● お薬手帳
● 常備薬(1週間分)
● 処方内容が分かる紙や写真
● 血圧計・吸入器など必要機器
● いつもの飲料水・スポドリ
● 食べられる物(ゼリー飲料・カロリーメイトなど)
● マスク・消毒液

薬と医療情報は“命を守る最重要アイテム”です。


■ 避難所についたら最初にやること

● 静かな場所・出入口から少し離れた場所を選ぶ
● 寒さ対策(毛布・防寒着・アルミシート)
● 食事内容やアレルギーをスタッフに伝える
● 夜間トイレの動線を確認

持病がある方は、環境ストレスに弱い傾向があるため、場所選びが非常に重要です。


■ 避難所で起きやすい体調悪化

● 血圧上昇
● 血糖値の乱れ
● 喘息悪化
● 脱水
● めまい
● 不眠
● 不安からくるストレス反応

少しの違和感も見逃さず、早めに休むことが大切です。


■ スタッフに伝えるべきこと(重要)

● 持病の名前
● 日常の薬
● 食事制限の有無
● 夜間のトイレ・介助の必要性
● 体調が悪化しやすい条件

適切に伝えることで、避難所での支援がスムーズになります。


■ 車中泊と持病の関係

持病がある人の車中泊はリスクが大きいです。

● 冷暖房が使えない
● 換気不足
● 体が硬い姿勢のまま
● エコノミークラス症候群の危険

避難所が混雑していても、まずは安全な環境を最優先に。


■ まとめ

持病がある人にとって、避難所生活は体調管理との戦いです。
薬・医療情報・飲み物・食べられる物を優先的に準備し、無理をしない環境づくりを家族と一緒に整えることが大切です。

“避難所は安全な場所でも、体調は崩れやすい”
この前提で準備しておくことが命を守ります。

🛏 避難時の睡眠環境

床での生活が続くと、腰痛・体調悪化・睡眠不足につながります。特に高齢者・持病のある方には早めの対策が重要です。

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⚠ 避難所によっては持ち込み制限があります。自宅避難を前提に検討してください。

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