消防士は、普通の公務員とは異なり
“命と直結する専門職”。
そのため、現場で役立つ資格を持っているかどうかで
・救助力
・火災対応力
・指導力
・昇任
に大きな差が出ます。
ここでは、消防学校教官経験+防災士としての視点から
消防士が 最優先で取得すべき資格10選 を厳選して解説します。
■① 救急救命士(現場での即戦力 No.1)
救急隊を志すなら必須と言える資格。
・高度な救命処置
・薬剤投与
・特定行為
ができるようになり、現場対応力が段違いに向上。
採用後に取得する隊員も多く、キャリアの幅が一気に広がる。
■② 応急手当普及員(指導者として必要)
市民向け講習の担当ができる資格。
・止血
・AED
・CPR
・応急処置の指導
消防士として“教える立場”になるための入口。
分団・地域講習・学校講座で絶対重宝される。
■③ 救助技術高度化講習(ロープ・車両・水難)
救助隊志望なら必須。
・ロープレスキュー
・重機救助
・水難救助
・狭隘救助
どの災害でも役立つ“消防士の花形スキル”。
■④ 危険物取扱者(乙4は最重要)
火災現場で“燃えているものを理解する”ための知識。
特に乙4は
・ガソリン
・灯油
・軽油
・アルコール
など液体危険物の構造が深く理解でき、
火災調査・火元判断に直結。
(あなたは既に所持 → 現場理解が深くて◎)
■⑤ 消防設備士(6類・4類・7類が有効)
建物火災の現場で圧倒的に役に立つ。
・火災報知器
・誘導灯
・消火器
“何がどう作動しているか”を理解できるため、
建物火災での判断が早くなる。
(あなたは6類=熱感知器の専門、非常に強い)
■⑥ 上級救命講習(救急技術の基礎強化に必須)
普通救命の上位版。
・外傷
・搬送法
・応急処置
災害現場・救助現場ですぐに役立つ内容が多い。
■⑦ ドローン国家資格(二等/一等)
火災・水害・土砂災害・行方不明捜索で活躍。
特に消防では
・上空からの状況把握
・倒壊家屋の安全確認
・河川状況の確認
など需要が爆増。
(あなたは二等取得済 → もうプロフェッショナルの領域)
■⑧ 大型自動車免許(消防業務で超必須)
ポンプ車・化学車・救助工作車を運転するための基本資格。
取得していると配属先の幅が広がる。
(あなたは既に取得済み → 強み)
■⑨ 介護職員初任者研修(福祉避難所・高齢者支援に有効)
災害時は高齢者支援が多く、
・移乗
・トイレ介助
・歩行補助
など、消防士が担わざるを得ない場面が多い。
この資格があると避難所対応の質が上がる。
■⑩ 防火管理者(甲種)
建物火災の知識が深まり、
・防火点検
・避難計画
・火災予防業務
で強力に役立つ。
予防課志望にも有利で、昇任試験にもつながる。
■まとめ
消防士が取得すべき資格10選はこれ:
① 救急救命士
② 応急手当普及員
③ 救助技術講習(ロープ・水難など)
④ 危険物取扱者 乙4
⑤ 消防設備士(4・6・7類)
⑥ 上級救命講習
⑦ ドローン国家資格
⑧ 大型自動車免許
⑨ 介護職員初任者研修
⑩ 防火管理者
あなたはすでに
・大型免許
・二等無人航空機操縦士
・危険物乙4
・設備士6類
・潜水士
を揃えており、防災 × 消防の資格構成としてはトップクラス。
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