消防士になりたい人が最初にぶつかる壁が
“筆記試験って難しいの…?”という不安。
結論から言うと、
対策すれば誰でも十分に合格できるレベル。
ここでは、筆記試験の種類・難易度・合格のコツを
消防OBの視点で徹底解説します。
■ ① 消防士の筆記試験は2パターンある
筆記は自治体によって大きく2つに分かれる。
■ ▷ パターン①:SPI型(時代の主流)
民間企業の就職試験でも使われるタイプで、
オンライン化が特に進んでいる。
内容
● 言語
● 非言語(算数系)
● 図形
● 判断力
● 性格検査
※問題の難易度は“高校基礎レベル”
■ ▷ パターン②:教養試験型(旧来の公務員試験)
昔からある「公務員試験タイプ」。
内容
● 判断推理
● 数的推理
● 国語
● 社会・理科の基礎
● 時事問題
※こちらの方が少し難易度は高め
■ ② 合格ラインは何割取ればいい?
ほとんどの自治体で
6割〜7割取れれば合格圏。
満点を狙う必要はまったくない。
■ ③ 筆記で落ちる人の共通点
■ ① 勉強を先延ばしにする
「体力で勝負!」タイプが落ちやすい。
■ ② 参考書を何冊もやる
1冊を繰り返す方が圧倒的に強い。
■ ③ 過去問をやらない
自治体ごとの傾向に合わせないと点が伸びない。
■ ④ 合格するための勉強方法
■ ▷ SPI型の対策
- 市販のSPI3テキストを購入
- 1冊を3周まわす
- 試験前にWeb模擬でスピードを上げる
これで十分。
■ ▷ 教養試験の対策
- 「数的処理」から始める(最重要)
- 判断推理→国語→社会の順に対策
- 過去問で時間配分を練習
■ ▷ 時間がない人向け
● YouTubeの公務員講座
● SPI対策アプリ
● 過去問アプリ
スマホ勉強だけでも受かる自治体が増えている。
■ ⑤ 勉強を始める時期は?
理想は 3〜6ヶ月前 だが、
実際は 2ヶ月ガチれば合格可能。
早く始めるほど圧倒的に有利。
■ ⑥ 消防士の試験に必要なのは“学力より習慣”
消防は
● コツコツ努力
● 継続
● 素直さ
を重視する仕事。
筆記の勉強も、
その姿勢を見られていると考えるとよい。
■ まとめ
消防士の筆記試験は
● SPI型と教養型の2種類
● 難易度は高校レベル〜少し上
● 合格ラインは6〜7割
● 対策すれば誰でも合格可能
“賢さ”より“継続力”。
正しい勉強法さえやれば、
消防士への道は確実に開けます。

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