【防災士が解説】「防災 × ペンライト(小型ライト)」── 小さいのに“命を守る”。停電・避難・夜間対応で絶対に必要なアイテム

スマホのライトがあるから大丈夫…
そう思われがちですが、災害現場では
ペンライト(小型ライト)を持っているかどうかで生存率が変わる
と言われるほど重要です。

避難所・停電・夜間移動・救助・点検など
小型の明かりは“防災の基本装備”です。


■① スマホ節電のために必須(ライト代用しない)

停電時、スマホは命綱。

● 情報収集
● 家族との連絡
● ラジオ
● 地図
● 非常用ライト

スマホライトを使うとバッテリーが一気に減るため、
別のライト(ペンライト)を確保することが超重要


■② 夜間の避難行動で“足元照らし”に最強

地震・火災・豪雨の夜間避難では、
足元が見えないと転倒・怪我につながる。

ペンライトは
● ピンポイント照射
● 強い集光
● 片手操作
● 軽量で持ち続けても疲れない

暗闇の移動を安全にしてくれる。


■③ 停電時の室内点検(ブレーカー・ガス・水道)

災害後にまず確認すべきは
● ブレーカー
● ガスメーター
● 水回りの漏れ

薄暗い場所のチェックにペンライトが最適。

スマホより明るく、狭い場所も照らしやすい。


■④ 救急対応の“瞳孔確認・手元作業”に使える

救急隊が使うライトもペンライト。

応急手当において
● 傷の確認
● 止血の確認
● 瞳孔反応チェック
● テーピング処置

など細かい作業に欠かせない。


■⑤ 避難所での“夜間トイレ”に絶対必要

避難所体育館は、夜になると真っ暗。

● トイレの移動
● 子どもを連れて歩く
● 足元の段差確認

ペンライト1本で事故リスクが激減する。


■⑥ バックの中でも邪魔にならないサイズ

ペンライトは
● ポケット
● エプロン
● 上着の胸ポケット
● ペン差し
● ポーチ

などに入るため、持ち運びが楽。


■⑦ 乾電池タイプが最強(長期保管に強い)

防災目線では
● 単3
● 単4

電池式がベスト。

充電式は停電長期化に弱いため、
乾電池併用が最も実用的。


■推奨する本数

● 家庭:2〜3本
● 避難袋:1本
● 車載:1本
● 枕元:1本

小型ライトがある家庭は強い。


■まとめ

ペンライトは“命を守る小さな道具”。

  1. スマホ節電に必須
  2. 夜間避難で足元照らし
  3. 停電時の設備点検
  4. 応急手当の細かい作業
  5. 避難所の夜間トイレ
  6. 持ち運びが楽で軽量
  7. 乾電池式なら長期停電にも対応

災害時に“まず役に立つライト”として
ペンライトを1本、必ず備えておきましょう。

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