消防防災ブログ

宮崎県は、南海トラフ巨大地震の“震源域に極めて近い”地域のひとつ。そのため、地震・津波・液状化・道路寸断が同時に起こる可能性が高く、他県以上に「事前の備え」が命を左右する。ここでは、宮崎県が南海トラフに対して特に警戒すべき理由と、今日からで...

イノシシ被害が増えている背景には、災害・気候変動・都市部の拡大など複数の要因がある。特に被害を受けやすいのが「子ども」と「高齢者」。判断が遅れたり、行動が制限されやすいため、家族として事前の備えが重要になる。ここでは、家庭で取り組める“年齢...

川は一見おだやかに見えても、実は海より事故リスクが高い。毎年多くの水難事故が起きる場所は「海」ではなく「川」。なぜ川が危険なのか、元消防職員として現場で感じた“本当のリスク”をまとめる。■① 川の水は“流れている”ため、一瞬で体を奪われる川...

大規模地震や停電でエレベーターが突然停止し、「閉じ込め」が発生することは珍しくない。しかし、正しい行動を知っているだけで生存率と精神的安定は大きく変わる。ここでは、エレベーター閉じ込め時に絶対にやるべき行動をまとめる。■① 絶対に「自力で脱...

大規模災害が発生すると、被害そのものよりも危険なのが“デマの拡散”。SNS・ショート動画・生成AIを使った偽情報が一気に広がり、避難判断を誤らせるケースが急増している。ここでは、災害時に誤情報に振り回されないための“正しい情報の見抜き方”を...

深視力を何度やっても、「ズレてしまう」「見えそうで見えない」「なぜか毎回誤差が大きい」という人は少なくありません。でも安心してください。そんな“限界を感じている人”向けに、誤差を最小限に抑え、合格ラインへ近づけるための裏ワザ的テクニックがあ...

大規模災害では「停電」と「通信障害」が同時に起こる。この2つが重なると、正しい判断ができず、家族の安否確認すらできなくなる。だからこそ家庭では“多重の通信バックアップ”が必要となる。ここでは、停電・圏外時でも生存率を上げるための具体的な通信...

災害時、スマホは「命をつなぐ道具」になる。だが、停電・通信障害・サイバー攻撃が重なると、普段の設定のままでは家族と連絡が取れなくなることがある。ここでは、災害時に必ず役立つ“スマホの安全・実用設定”を、わかりやすくまとめる。■① 緊急時の位...

北海道・東北・北陸などの寒冷地では、災害＝「停電」ではなく、災害＝「凍死・低体温症リスクの急上昇」になる。豪雪・暴風雪・地震・雷による停電が長引けば、暖房が止まり、住宅内の温度が一気に低下。都市部ではビルのボイラーや給湯、交通、通信までも止...

東京は国内外からの観光客が多く、地震・火災・停電が発生すると、旅行者が最も困りやすい。「土地勘がない」「家族と離れている」「宿泊先に戻れない」――こうした状況の中で、正しい判断が生死を左右する。ここでは、観光中に災害が起きた場合の“最適行動...