【防災士が解説】赤ちゃんを守る防災対策

避難所で一番困るのは「赤ちゃんグッズ」

災害が起きたとき、

赤ちゃんのいる家庭は大人以上に準備が必要になります。

なぜなら避難所には

✅ ベビーミルク

✅ おむつ

✅ 離乳食

✅ 授乳室

など、赤ちゃん専用の物や設備が揃っていないことが多いからです。

防災士として、「赤ちゃんと災害に備える」ための現実的な対策をまとめます。

✅ ① 赤ちゃん用の非常持ち出しセット

✅ 必須アイテム

✔ おむつ(3日〜1週間分)

✔ おしりふき

✔ 哺乳瓶(使い捨てタイプが便利)

✔ 粉ミルク or 液体ミルク

✔ 離乳食(パウチ・瓶タイプ)

✔ 授乳ケープ

✔ 着替え/スタイ/ガーゼ

✔ おむつ用ビニール袋

避難所では「捨てられる物」が便利です。

✅ ② ミルクは“液体ミルク”が圧倒的に便利

災害時は

❌ お湯が沸かせない

❌ 清潔な水がない

❌ 哺乳瓶が洗えない

という状況が起こります。

液体ミルクは

✅ 開けたらすぐ飲める

✅ 常温保存できる

✅ 哺乳瓶が不要なタイプもある

“赤ちゃんの命を守る最強の保険”といわれています。

✅ ③ おむつ問題を解決する

避難所では必ず不足します。

✔ 多めに準備

✔ ゴミ袋を持参

✔ 使い捨て手袋があると衛生的

トイレや水が使えなくても、おしりふきで対応できます。

✅ ④ 授乳とプライバシー問題

避難所は人が多く、音も多く、視線もあります。

✔ 授乳ケープ

✔ バスタオルで囲う

✔ ラップやシートで簡易スペース

✔ 車中避難やホテル避難も選択肢

赤ちゃんとママのストレスを減らすことが命を守る行動です。

✅ ⑤ 赤ちゃんのストレス対策

避難所は

  • 寒い
  • 明るい
  • 音が大きい
  • 硬い床

赤ちゃんは眠れず泣き続けることもあります。

✔ お気に入りのタオル・ぬいぐるみ

✔ スリングや抱っこ紐

✔ バスタオルで寝床を作る

✔ 銀マットや段ボールで床の冷えを防ぐ

「寝られる環境」が最優先です。

✅ ⑥ 赤ちゃんがいる家庭は“避難所以外も選択肢”

✔ 車中泊

✔ ホテル避難

✔ 親戚の家

✔ 子育て支援がある施設

赤ちゃんを連れて体育館で数日過ごすのは、正直とても大変です。

避難先は 「安全」+「赤ちゃんの生活が成り立つ場所」 を選んでください。

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