(元消防職員・防災士)
地震で最も被害が出るのは「初動の間違い」です。
正しい行動を知っているだけで、生存率は劇的に上がります。
この記事では、揺れ始めから60秒以内に
“やるべきこと・やってはいけないこと” を防災士が簡潔に解説します。
■ 1. 揺れた瞬間:最優先は「頭を守る」
地震の死傷者の多数は“落下物”が原因。
◎ 机・テーブルの下へ
なければ
・クッション
・バッグ
・腕
などで頭部をガード。
■ 2. 揺れが大きいときの行動
◎ 無理に移動しない
転倒・落下物で大ケガします。
◎ 出入口に走らない
ドア枠は歪み、挟まる危険がある。
■ 3. 揺れが収まった直後にやること
◎ ドアを開けて「脱出口」確保
建物が歪む前に出口を確保。
◎ 火を使っていたら必ず消す
火災は地震より“後から”来ます。
■ 4. 絶対にやってはいけない行動
× エレベーターで移動
閉じ込め事故が非常に多い。
× 窓から顔を出す
落下物・飛散ガラスで危険。
■ 5. まとめ
✔ 最優先は頭を守る
✔ 移動より“待避”が基本
✔ 揺れが収まったら脱出口を確保
✔ 火の元確認は必須
初動の1分だけで命を守れる可能性が大きく変わります。

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