【防災士が解説】大型免許の“深視力検査”を突破する攻略法|消防士・機関員が必ず知っておくべきプロのコツ

大型免許で最難関といわれるのが
「深視力検査」=3本の棒のズレを見る検査

合格基準は
● 誤差±2cm以内
● 3回中2回成功

消防士の場合、
大型免許は 機関員・昇任・特殊部隊 に直結するため
絶対に落とせません。

ここでは、消防士目線で
“誰でも合格ラインに安定させる攻略法”を紹介します。


■① 深視力は「視力ではなく“距離感の筋トレ”」

深視力は通常の視力とは別物。

必要なのは
● 両目のバランス
● 奥行き認識の癖
● 眼球の微調整能力

トレーニングで必ず伸びる能力

だから苦手でも安心してOK。


■② 最強のコツは“焦点を合わせない”こと

深視力で最も多い失敗は
1点を凝視してしまうこと

凝視すると
→ 棒が2つ・3つに見える
→ 動きが止まって見える
→ 遠近が乱れる

なので正解は…

ぼんやり全体を見る
これだけでズレが大幅に減ります。


■③ 棒の“太さ”を見て合わせる(合格者の裏ワザ)

奥にある棒は細く、
手前の棒は太く見えます。

つまり…

3本の太さが同じに見えた瞬間が、ピッタリ重なった瞬間。

距離感より「太さの一致」を使うと
誤差が安定します。


■④ リズムを決めておく(成功率が一気に上がる)

深視力は“動いてくる棒の速度”が一定。

上達者はみんな
自分のタイミングを固定しています。

例:
「棒が動き出してから2秒でくる」
「3往復見て、次で押す」

合うタイミングを“体で覚える”と成功率が跳ね上がる。


■⑤ 視線の置き方=棒の“少し奥”を見る

3本の棒ではなく、
棒の奥の壁や背景を見るとズレが分かりやすい。

理由:
● 視線の焦点が far(遠方)になる
● 3本が重なる瞬間に“1本の線”に見える
● 誤差が安定する

棒そのものを見ようとしないのがコツ。


■⑥ 検査中は“頭を絶対に動かさない”

頭が1cm傾いただけで
→ 棒のズレが全く違って見える
→ 合わせたつもりがズレる

背筋を伸ばし
● 顎を引き
● 視線は真正面
● 姿勢固定

これだけで精度が倍近く変わる。


■⑦ 事前の“目のウォーミングアップ”で成功率が急上昇

深視力は
● 眼球の滑らかさ
● ピント調整力
で決まる。

検査前に以下をやると明確に改善。


●ウォームアップ3種

① 近→遠を見る(5回)
→ スマホ → 窓の外 → スマホ → 外 を繰り返す

② 大きく瞬きを10回
→ ドライアイ状態は致命的

③ 目薬で軽くうるおす
→ 視界がクリアになる

これだけで成功率が“体感で1.5倍”上がる。


■⑧ 良くない行動(必ず落ちるパターン)

● コーヒーを飲みすぎて手が震える
● 緊張で呼吸が浅い
● 両目を凝視して固まる
● 棒だけを強く見つめる
● 眼鏡が古くて度が合っていない

特に
凝視と緊張が深視力の最大の敵。


■⑨ 万一、当日うまくいかなくても救済あり

深視力は
● 再検査
● 別日受検
● 眼鏡調整後の再挑戦

が普通に可能。

落ちても“即アウト”ではないので安心。


■まとめ

深視力検査は、コツを知れば確実に受かる試験。

  1. 焦点を合わせない(ぼんやり全体を見る)
  2. 太さの変化で見極める
  3. タイミング(リズム)を体で覚える
  4. 奥の背景を見る
  5. 姿勢固定
  6. 近→遠ウォームアップ
  7. 目を乾かさない
  8. 緊張対策が最大の鍵

深視力は“脳と目のミニ筋トレ”。
正しいコツをつかめば、誰でも安定して合格できます。

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