防災

【防災士が解説】“備蓄リスト”これだけでOK!最低3日・できれば7日分の命を守る家庭備蓄の完全ガイド

◆はじめに災害後にもっとも困るのが、水・食料・トイレ・情報・衛生 の不足。備蓄がある家庭は“生活が止まらない”。備蓄がない家庭は“災害2日目から生活困難”。元消防職員・防災士として、はじめての人でも迷わない「本当に必要な備蓄」をシンプルにま...
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【世界が進める“ブルーカーボン防災”とは?|海で災害リスクを減らす新しい発想】

防災といえば堤防や高台移転など“陸の対策”が中心ですが、世界では今、「海を使って災害を防ぐ」取り組みが注目されています。それが ブルーカーボン防災(Blue Carbon Disaster Mitigation)。海の生態系を守りながら、災...
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【世界の防災で“当たり前”になりつつある新トレンド|日本も学ぶべき3つの視点】

近年、世界の防災は大きく変化しています。日本は防災先進国ですが、海外の新しい取り組みから学べる点も多くあります。ここでは、世界で広がる「次世代型の防災トレンド」を3つ紹介します。■ 1. “気候変動前提”のインフラ整備が進んでいる国が増えて...
防災

【日本の“地震に強い建物技術”は世界最高峰】日本は地震大国であるがゆえに、建物の耐震技術は世界トップレベルに進化しています。

■ 1. “新耐震基準”が世界でも最強クラス1981年に施行された新耐震基準は、世界でも突出した厳しさ。特徴「震度6強〜7」で倒壊しないことが基準大地震でも“命を守る設計”建築確認の審査が非常に厳しい世界から“日本式耐震設計”として高評価強...
防災

【日本の“火山防災のレベル”は世界屈指】日本は活火山が111座ある“世界有数の火山国”。そのため、火山防災の体制は世界トップクラスに整備されています。

■ 1. 火山監視カメラ・観測機器の数が世界最大級火山の監視網は、他国と比較して圧倒的。特徴気象庁が全国の火山に観測カメラを配置傾斜計・地震計・GPS・ガス観測などを多層で監視衛星からの観測データも活用24時間365日の監視体制強みポイント...
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【日本の“津波警報システム”は世界トップの精度】日本は世界でも数少ない「津波常襲国」。その経験から生まれた津波警報システムは、いまや世界最高レベルに進化しています。

■ 1. 発生から“数分以内”に津波警報を発表できる国日本の津波警報は、とにかく早い。特徴地震発生から約2〜3分で津波警報を発表最大クラスの津波でも迅速に第一報を出す仕組み観測網が海底まで張り巡らされている通報と同時にテレビ・ラジオ・スマホ...
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【防災士が解説】11月は“乾燥のはじまり”に要注意火災・感染症が一気に増える理由と家庭でできる対策

11月に入ると空気が一気に乾燥し、火災・ウイルス感染・肌トラブルなど、さまざまなリスクが同時に高まります。冬本番に入る前の“11月の乾燥対策”は、実は防災の観点でも非常に重要です。ここでは、11月の乾燥がもたらす危険性と、家庭でできる対策を...
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【元消防職員・防災士が解説】ロールオーバー(Rollover)とは?

バックドラフト・フラッシュオーバーの“前兆”として最も危険な現象火災現場で最も恐れられるバックドラフトやフラッシュオーバーには、必ず“前兆”となる現象 が存在します。そのひとつが ロールオーバー(Rollover)。消防では「ロールオーバー...
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【防災士が解説】なぜ、災害時に“高齢者の被害”はなくならないのか?|理由と現実的な対策

地震・豪雨・津波・停電・土砂災害──あらゆる災害で最も犠牲になりやすいのは、高齢者・障がいのある方・身体の不自由な方です。しかし、毎回災害が起きるたびに同じ悲劇がくり返されています。✔「避難できなかった」✔「家に残っていた」✔「移動中に倒れ...
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【防災士が解説】“防災ボランティアの現状と課題”支援が必要な時に、なぜ人手が足りなくなるのか?

日本は世界でも屈指の“災害が多い国”。その中で、被災地を支える大きな力が 防災ボランティア です。しかし現場では、「人が足りないのに、コーディネートできない」「支援したくても受け入れができない」という矛盾が毎回のように起こっています。ここで...