電動キックボードは便利な移動ツールですが、
近年とくに増えているのが 盗難被害。
災害時には公共交通が止まることも多く、
キックボードが「最強の移動手段」になることがあります。
つまり
盗まれない=災害時の移動力を確保する防災対策
でもあるのです。
ここでは、普段の犯罪対策と災害時の備えを両立させる“防災視点の盗難対策”をまとめます。
■ 1. 電動キックボードはなぜ盗まれやすい?
● ① 軽い・持ち運びが簡単
数十秒あれば運び去れるため狙われやすい。
● ② 高額転売が可能
パーツだけでも高値になる。
● ③ 鍵が貧弱 or 無施錠が多い
“ワイヤーロック1本”はプロから見れば無いに等しい。
■ 2. 盗難は“防災リスク”でもある
電動キックボードは災害時に役立つ場面が多いです。
- 道路が渋滞しているとき
- 公共交通がストップしたとき
- 避難情報の確認・移動が必要なとき
- 家族の様子を見に行きたいとき
- 病院・職場・学校に急ぎたいとき
つまり
盗難=大事な移動手段を失う=命の選択肢が減る
ということ。
普段の防犯は、防災に直結しています。
■ 3. 絶対にやるべき盗難対策5つ
● ① U字ロック+チェーンロックの“二重ロック”
ワイヤーだけは即切断されます。
● ② 固定物に必ずつなぐ
フェンス・柱・地面アンカーなど
「持ち上げて持ち去れない」が最強。
● ③ バッテリーを外して保管
盗難防止だけでなく火災リスクも激減。
● ④ 防犯アラーム付きロック
振動で大音量。夜間の自宅周辺でも抑止力大。
● ⑤ GPSタグを車体に隠す
AirTagやTileなど、
盗まれた後の 追跡力 が圧倒的に変わる。
■ 4. 災害時の“持ち出し方”も決めておく
災害時は停電・通信障害・道路寸断などで移動が難しくなります。
電動キックボードは以下の場面で強みを発揮します。
● 渋滞を横目にスイスイ移動できる
● ガソリン不要
● 小回りがきく
● 避難所への移動が速い
だからこそ、
- バッテリー残量
- 充電ケーブルの保管場所
- ヘルメットの置き場所
- 雨具・ライトのセット
を普段から“防災セットとしてまとめておく”ことが重要。
■ 5. まとめ
電動キックボードの盗難対策は、
単なる防犯ではなく 防災対策そのもの です。
- 二重ロック
- 固定物への施錠
- GPSタグ
- バッテリー取り外し
- 災害時の移動セット準備
この5つだけでも安全性が大きく上がります。
「災害のとき、確実に移動できる」という安心は
あなたの家族の命を守る力につながります。

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