防災

【元消防職員・防災士が解説】三角巾が使える人は災害に強い。タオルでも代用できる応急固定の基本

骨折・捻挫・強い打撲…。災害時は“動かさないこと”が最優先になる。応急固定のポイントは次の通り。● 三角巾で腕を吊る● タオルを巻いて患部を固定● 無理に動かさず、安静を保つ難しい処置は必要ない。「動かさない」だけでダメージが悪化するのを防...
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【元消防職員・防災士が解説】自治体職員が身につけるべき“災害現場対応力”|現場を理解できる職員が最強

災害対応は机上では完結しない。実際の現場に立てる職員ほど、被災者の困りごとを理解し、必要な支援を的確に判断できる。ここでは、自治体職員が絶対に身につけておくべき“現場対応力”をまとめる。■① 現場を見る眼:被害を“数字でなく実態”として把握...
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【元消防職員・防災士が解説】老人ホームで“停電が長期化したとき”に起きる危険と備えるべき対策|電気が止まるだけで命に関わる理由

老人ホームにとって、最も致命的なライフラインの停止は「停電」である。高齢者介護は電気に依存する割合が非常に高く、電気が止まるだけで生活も医療も成立しなくなる。ここでは、老人ホームで停電が続いたときの具体的なリスクと、施設が必ず整えておくべき...
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【元消防職員・防災士が解説】老人ホームが“地震に弱い理由”と命を守るための必須対策|高齢者施設こそ平時の備えが生死を分ける

老人ホームは、地震への備えが不十分だと「被害が一気に拡大する施設」のひとつ。その理由は、入居者の身体状況・施設構造・職員体制のすべてが“避難に時間がかかる設計”になっているためである。ここでは、老人ホームが地震に弱い根本理由と、施設が必ず取...
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【元消防職員・防防士が解説】老人ホームが“水害に弱い理由”と今すぐできる対策|高齢者施設こそ早期避難が命を守る

老人ホームは「水害に最も弱い施設」の1つと言われる。理由は、高齢者の移動が遅く、避難に時間がかかるうえ、職員の人数も限られているため。水害は地震と違い「事前に分かる災害」。だからこそ、知識と準備で“守れる命が圧倒的に多い”。ここでは、老人ホ...
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【元消防職員・防災士が解説】老人ホームが“絶対に備えるべき停電対策”|命に直結する電源・照明・医療機器のポイント

老人ホームにとって「停電」は、地震や台風よりも危険度が高い。理由はシンプルで、電気が止まると高齢者ケアの多くが“即ストップ”するため。特に医療依存度の高い入居者がいる施設では、停電=命の危険に直結する。ここでは、老人ホームが必ず押さえておく...
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【元消防職員・防災士が解説】老人ホームの“地震対策”で必ず押さえるべきポイント|転倒・停電・避難の弱点をどう補うか

老人ホームの地震対策は、一般家庭とはレベルが違う。入居者の多くは自力移動が難しく、転倒・停電・混乱が同時に発生するため、わずか数秒の揺れが命に関わる。ここでは、現場経験をもとに「老人ホームが地震前に必ずやるべき対策」をまとめる。■① 家具固...
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【元消防職員・防災士が解説】老人ホームが“本当に備えるべき水害対策”|高齢者施設ならではの弱点と対処法

老人ホームは、地震よりも“水害”に弱い。理由は、自力で動けない入居者が多く、避難に時間がかかるからだ。さらに、夜間は職員が極端に少ないため、浸水が始まった時点で避難が間に合わないこともある。ここでは、老人ホームが必ず押さえておくべき水害対策...
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【元消防職員・防災士が解説】老人ホームの防災|“災害弱者が多い場所”を守るために必要な現実的な備え

老人ホームは、災害時に最も被害が大きくなりやすい施設のひとつ。理由は明確で、「自力で動けない人」が多く暮らしているからだ。● すぐに避難できない● 職員の数が限られている● 医療依存度が高い入居者が多い● 認知症によるパニックリスクこの“災...
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【元消防職員・防災士が解説】老人ホームの防災|“夜勤”こそ最大の弱点になる理由

老人ホームの防災で最も危険なのは、実は地震でも火災でもない。一番の弱点は——“夜勤帯の人員不足”。日中は職員が複数いるが、夜勤は1〜2名で数十名を守らなければならない。災害は時間を選ばず、深夜に大地震・火災・停電が起きてもおかしくない。だか...