防災

【防災士が解説】床の濡れ・天井の水滴に気づいた“瞬間”の初動対応

(元消防職員・防災士)床が濡れている、天井からポタポタ音がする──これは単なる“水漏れ”ではなく、災害時には「天井崩落・漏電・階上破裂」の前兆であることがあります。最初の10分の対応で、被害を大幅に抑えられます。■ 1. まず“水の種類”を...
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【防災士が解説】焦げ臭いニオイを感じた“だけ”の時の初動対応

(元消防職員・防災士)火は見えないのに「焦げ臭い」「焼けた匂いがする」この状況が最も危険です。火元不明の火災は、気づいた時点で相当進行している可能性があります。■ 1. 「どこから?」を探さず、とにかく家族へ声をかける火元探しをしている間に...
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【防災士が解説】川の水位が急に下がった“瞬間”にやるべき初動対応

(元消防職員・防災士)川の水位が「急に下がる」「流れが弱くなる」これは“上流で巨大な水の塊が迫っているサイン”です。鉄砲水・津波・堤防決壊の前兆であり、秒単位で危険が迫ります。■ 1. その場から走って離れる(川から直角方向へ)水位低下は“...
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【防災士が解説】玄関ドアが開かない“瞬間”にやるべき初動対応

(元消防職員・防災士)地震・浸水・建物変形など、災害時に「玄関が開かない」は非常に危険なサインです。避難が遅れる最大の要因になるため、即行動が必要です。■ 1. 無理に開けようとしない(挟まれて怪我の恐れ)ドアが歪んでいる場合、力任せに開け...
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【防災士が解説】ガスの臭いを感じた“瞬間”の初動対応

(元消防職員・防災士)ガス漏れは「爆発」「一酸化炭素中毒」に直結します。“少し臭う気がする…”その段階で即行動が必要です。■ 1. とにかく火気厳禁(全行動の中で最重要)ガスは火花1つで爆発します。◎ ライター・コンロを使わない◎ スイッチ...
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【防災士が解説】住宅火災警報器が鳴った“瞬間”の初動対応

(元消防職員・防災士)住宅用火災警報器は「誤作動より、命を守る警報」を優先した機器です。鳴った瞬間に10秒以内で動くことが、生存率を大きく左右します。■ 1. とにかく全員に「逃げろ!」と声をかける火災の初動は“パニックで動けない”ことが最...
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【防災士が解説】地震直後、家の中が散乱した“瞬間”の初動対応

(元消防職員・防災士)地震は“揺れが止まった後”が最も危険です。家具転倒・破片・ガス漏れ・停電など、二次被害が多発します。家の中が散乱していた場合は、行動順が命を守ります。■ 1. 動く前に“まず現状を目だけで”確認する揺れが収まったすぐ後...
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【防災士が解説】窓がガタついた“瞬間”に行う初動対応

(元消防職員・防災士)台風・爆風・突風のとき、「窓がガタガタ」「ミシッ」と音がしたら“破損の前兆”です。この10分の行動で被害が大きく変わります。■ 1. まず窓から離れて“2m以上”距離をとる強風で窓ガラスが割れると、破片は凶器になります...
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【防災士が解説】雷を感じた“瞬間”の初動対応

(元消防職員・防災士)雷は「音が聞こえたらもう危険」です。一発の雷で命を落とすため、最初の行動がすべてを決めます。■ 1. 屋外にいるなら5秒で避難行動雷の音が聞こえたら、すでに落雷圏内。◎ 屋内へ移動◎ 車の中へ避難(最強の避雷空間)◎ ...
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【防災士が解説】火事の煙に気づいた“瞬間”の初動対応

(元消防職員・防災士)火災で最も命を奪うのは「煙」です。炎より先に煙が襲ってくるため、気づいた瞬間の5秒が勝負になります。■ 1. 姿勢を低くして息を止める煙は天井に溜まります。吸い込む前に 低い姿勢で行動。◎ 床に近いほど安全◎ タオルで...